追記、DD-WRT RC7以上はこちら→La Fonera+ (FON2201) を DD-WRT v24 にしちゃう
まぁ、FONでなんとなくつながって飽きてきたので、ファームをいぢってみる、んで、FONルータではなくなってしまうのですが、DD-WRTにして高機能?無線LANルータに改造してみます(おやくそくですが、以下の内容は自分が試した内容の記憶をもとにまとめたので、もしかしたらまちがってるかもしれないし、もしかしたらLa Foneraがゴミになってしまかもしれませんのでそのへんは自己責任で)
おおざっぱに手順は、
1.La Fonera にSSHでアクセスできるようにする
2.RedBoot(Boot Loader)を書きかえれるようにする
3.DD-WRTに変更
のような感じです。
では、レッツゴー!(笑)
・今から購入すると、firmware 0.7.1 r2以降だと思いますので、無線LAN(MySpace)から
http://192.168.10.1/
User:root
Passwd:admin
で、自分のIP,サブネットマスクは適当に設定し、
DNSサーバを「88.198.165.155」設定して電源をいれなおします。
・起動してきたら無線LANでMySpaceに接続してPuttyなどのSSHクライアントで、
192.168.10.1
User:root
Passwd:admin
に接続します。
mv /etc/init.d/dropbear /etc/init.d/S50dropbear
vi /etc/firewall.user
以下の行のコメントを外します。
# iptables -t nat -A prerouting_rule -i $WAN -p tcp --dport 22 -j ACCEPT
# iptables -A input_rule -i $WAN -p tcp --dport 22 -j ACCEPT
vi /bin/thinclient
以下の行をコメントにします。
. /tmp/.thinclient.sh
以下の行をかわりに加えます。
cp /tmp/.thinclient.sh /tmp/thinclient-$(date '+%Y%m%d-%H%M')
・RedBootの書き換え
Putty等でSSHでログイン
cd /tmp
wget http://fonera.info/camicia/openwrt-ar531x-2.4-vmlinux-CAMICIA.lzma
mtd -e vmlinux.bin.l7 write openwrt-ar531x-2.4-vmlinux-CAMICIA.lzma vmlinux.bin.l7
reboot
再起動後、Putty等でSSHでログイン
cd /tmp
wget http://fonera.info/camicia/out.hex
mtd -e "RedBoot config" write out.hex "RedBoot config"
reboot
・RedBootへログイン
PCのIPを192.168.1.2とかにしておいて、La Foneraとクロスケーブルか、HUBでつなぎます。
La Foneraのreboot(または、電源ON)後、数秒以内に「telnet 192.168.1.254 9000」とするとRedBootへ接続できます。
ファームアップ後、La Foneraは192.168.1.1になってしまうので、外向け用ルータなど192.168.1.1で使っている場合は変えておかないとIPがカブるので注意
・ファームのダウンロードと準備
http://www.dd-wrt.com/dd-wrtv2/down.php?path=downloads%2Fbeta%2FFONERA/
から
fonera-firmware.bin
root.fs
vmlinux.bin.l7
の3ファイルのダウンロードしてTFTPサーバにいれる。(ファームは新しければいいってもんでもないと思いますが、自分は、「2007- 0803」でインストールしました
TFTPサーバは、Windowsだったら、
TFTPサーバー Poor TFTP Server for WIN32(Vector)
とかだったら、exeと同じフォルダにファイルぶっこんでexe起動するだけでオッケー!、ただし日本語のフォルダ名とかあるとハマるもとなので注意
・ファームの書き換え
La Foneraが192.168.1.254、PCが192.168.1.2の場合
ip_address -l 192.168.1.254/24 -h 192.168.1.2
fis init
load -r -v -b 0x80041000 root.fs
fis create -b 0x80041000 -f 0xA8030000 -l 0x002C0000 -e 0x00000000 rootfs
load -r -v -b 0x80041000 vmlinux.bin.l7
fis create -r 0x80041000 -e 0x80041000 -l 0x000E0000 vmlinux.bin.l7
fis create -f 0xA83D0000 -l 0x00010000 -n nvram
reset
最初のfis createは3分~5分ほどかかるので、我慢できずにEnterを連打しないこと、コンソールが落ちてしまうので、失敗の原因になります。失敗したら最初からやりなおせばたぶん大丈夫です。
・アップデート完了
http://192.168.1.1/
User:root
Passwd:admin
SSID:dd-wrt(暗号化なし)
で無線LAN側からも接続できると思います。
<参考>
FONまとめwiki DD-WRT
FONまとめwiki Tips
LaFonera Software Flashing
Hacking the La Fonera
無線アクセス・ポイントの代替ファームウエア:「DD-WRT」(ITPRO)
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