ノートPCをChromeOS化 (Androidアプリ利用)
ChromeOSクローンとしては、CloudReadyがありますが、Androidアプリが使えないので、なんかいいのないかなと思ってたら、ちょっとグレーな方法だと思われるのですが、ChromeOSのリカバリイメージで復元すれば、本家のChromeOSとして動くんじゃねというのがあるようなので、使わなくなった中華PCがあるので試してみた。
Brunch Projectを使って作業します。
◆用意するもの
・UEFIブートできる素性のいいPC
・8GBか16GBぐらいのUSBメモリ
・https://www.linuxmint.com/download.phpからLinuxMintをUSBからブートして作業用に用意
・https://rufus.ie/からrufusでUSBブートメディアを作成するために用意
・https://github.com/sebanc/brunch/releases
brunch_r87_stable_20201227.tar.gzとかをダウンロードして解凍
・https://cros-updates-serving.appspot.com/
rammusのイメージで、上のBrunchに合わせたものをダウンロード「chromeos_13505.73.0_rammus_recovery_stable-channel_mp-v2.bin.zip」・https://raw.githubusercontent.com/shrikant2002/ChromeOS/master/install.shからインストール用スクリプトを用意
◆作業手順
1. 作業用のWindowsPCでRufusを起動して、LinuxMintをUSBへ書き込み
2. LinuxMintを焼いたUSBにエクスプローラーで適当にフォルダを作成して以下3つをコピー
a) brunch_r87_stable_20201227.tar.gz の解凍したファイル
b) chromeos_13505.73.0_rammus_recovery_stable-channel_mp-v2.bin.zipを解凍したイメージ
→ install.shに合わせるなら「rammus_recovery.bin」にリネーム
c) install.sh
3. ChromeOSにしたい、中身が消えてもいいPCで、作成したUSBでブートしてLinuxMintを起動
4. シェルを起動すると、/cdrom がUSB自身のフォルダになるので以下のようにインストール
cd /cdrom sudo sh ./install.sh
5. メモ1
「/dev/sda」は違う可能性あり、eMMCなどの場合は、「/dev/mmcblk1」とかになるはず
lsblk とか df コマンドでディスクのデバイスを確認
6.メモ2
/cdrom はReadOnly(RO)なのでinstall.shが修正できないので
sudo mount -o remount,rw /cdrom
とかすれば、書き換えできるかも
7. メモ3
install.sh をWindowsで作成するとCR+LFになるのでLFにして保存して
おいたほうがいいかも
今後のアップデートとかどうなるかわかりませんが、とりあえずChromeOSとして起動して、自分のGoogleアカウントでログインするとAndroidアプリも使用可能です。
目的はSSHでトンネルしてそこにRDPしたかったのですが、
ConnectBot(Google Play)
Remote Desktop 8(Google Play)
を使えばできそうな感じ。(途中で切れる時があるのは回線の品質のせい?)
Linuxもインストールできるのでsshでトンネルしてrdesktopかxfreerdpでもできそうか?
一応、技術的にはできそうなところまで確認、WindowsでRDPするより画面のレスポンスが悪いような気がするのは、マシンの性能なのかRDPクライアントのせいか?
そもそもこのPCを使わなくなったのが、英語配列のキーボードのせいなので、Youtubeとかネットだけならいいのだけど、普段使いは、キーボードでストレスたまりそうなので、ドンキPCとか買ってきてやってみればいいかな(^^;
<参考URL>
公式 Chrome OS で Dell Inspiron 14-3452 を Chromebook 化してみた。(PC-FREEDOM)
GooglePlay入りの純粋な「ChromeOS」を普通のパソコンにインストールする方法(SMART ASW)
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