qmail+vpopmail+Dovecot(CentOS5)
先日は勉強不足で、qmail+vpopmailにIMAPするためにCourier IMAPなんてものをソースからいれちゃいましたが、CentOSの標準RPMでは、Dovecotでvpopmailに対応していないのですが、SRPMからコンパイルすれば対応することができました。SRPMのrebuildの時のconfigureでデフォルト「–with-vpopmail」の状態なので、vpopmailのライブラリが見えればenableになるので、組み込まれるはずです。
また、Courier IMAPはでかいので、コンパイルするの面倒だし、他からもってくるより、CentOS標準のSRPMでいれたほうがスマートかなと。
今回はCentOS5で作業しましたが、CentOS4でもたぶんOKのはず。
で、作業メモ
◆まず最初にqmail+vpopmailの環境を構築してあること。
◆必要なパッケージのインストール
yum groupinstall "Development Tools"
yum install openssl-devel openldap-devel pam-devel zlib-devel krb5-devel gettext-devel postgresql-devel mysql-devel
◆SRPMの取得
wget http://ftp2.riken.jp/Linux/centos/5.2/os/SRPMS/dovecot-1.0.7-2.el5.src.rpm
◆コンパイルとインストール
ほんとはrootでやっちゃよくないが、vpopmailのライブラリがたぶん見えないといけないのでrootで作業した。
「chmod 755 /home/vpopmamil」してからやればたぶん一般ユーザでも大丈夫。
su -
mkdir -p $HOME/rpm/{SOURCES,SPECS,BUILD,SRPMS,RPMS/i386}
echo “%_topdir $HOME/rpm” >> $HOME/.rpmmacros
rpmbuild --rebuild dovecot-1.0.7-2.el5.src.rpm
cd ~/rpm/RPMS/i386
rpm -ihv dovecot-1.0.7-2.i386.rpm
◆Dovecotがアップデートされないようyumに設定しておく
/etc/yum.conf
exclude=dovecot
◆Dovecotの設定
/etc/dovecot.conf
サービスはimapだけに
#protocols = imap imaps pop3 pop3s
protocols = imap
ローカルホストからしか接続しないように
protocol imap {
listen = 127.0.0.1:143
}
コメントをはずす
passdb vpopmail {
# [cache_key=] - See cache_key in PAM for explanation.
#args =
}
コメントをはずす
userdb vpopmail {
}
◆マシン起動時にdovecotも起動するようにする
chkconfig dovecot on
カテゴリー: Linux
最近のコメント