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Courier-IMAP(CentOS4)

CentOS4はDovecotがあるので、そっちを使えばいいのですが、qmail+VpopmailでバーチャルドメインとかやっててIMAPはいらないんだけど、Webmail(SquirrelMail)したいので、IMAPいれないといかんみたいな(笑)ためのメモ

前提条件
・qmail + vpopmail での環境ができている
・開発用環境はインストールされている

このあたりから、Courier authentication library(courier-authlib)と、Courier-IMAPをダウンロードしておく。
Courier IMAP

◆RPM開発環境の整備
Courier-IMAPがrootでコンパイルできないので、一般ユーザでコンパイルできるように設定

mkdir -p $HOME/rpm/{SOURCES,SPECS,BUILD,SRPMS,RPMS/i386}
echo "%_topdir   $HOME/rpm" >> $HOME/.rpmmacros

◆courier-authlibのコンパイルとインストール

yum install expect mysql-devel postgresql-devel
authlibのコンパイルの際に一時的にvpopmailのフォルダが見えない
と失敗するので、chmodしておく。
chmod 755 /home/vpopmamil
cd ~/rpm/SOURCES/
rpmbuild -ta courier-authlib-0.59.1.tar.bz2
cd ~/rpm/RPMS/i386/
su
rpm -ihv courier-authlib-0.59.1-1.i386.rpm courier-authlib-devel-0.59.1-1.i386.rpm
chmod 700/home/vpopmamil

◆courier-imapのコンパイルとインストール
iso-2022-jpを有効にしてコンパイルしないと、IMAPでひらいたときにそんなコード読めねーと怒られて開けないので注意

yum install fam-devel openldap-servers
cd ~/rpm/SOURCES/
rpmbuild -ta --define 'xflags "--enable-unicode=iso-2022-jp,iso-8859-1"'  courier-imap-4.1.2.tar.bz2
cd ~/rpm/RPMS/i386/
su
rpm -ihv courier-imap-4.1.2-1.i386.rpm

◆各種設定

/etc/authlib/authdaemonrc
authmodulelist="authvchkpw"
接続可能アドレスをlocalhostのみにして外部からは接続させない
/usr/lib/courier-imap/etc/imapd
ADDRESS=127.0.0.1
imapd-ssl は起動しないようにする
/usr/lib/courier-imap/etc/imapd-ssl
IMAPDSSLSTART=NO
pop3d は起動しないようにする
/usr/lib/courier-imap/etc/pop3d
POP3DSTART=NO
pop3d-ssl は起動しないようにする
/usr/lib/courier-imap/etc/pop3d-ssl
POP3DSSLSTART=NO
マシン起動時に起動するようにしておく
chkconfig courier-authlib on
chkconfig courier-imap on

参考にさせていただいたサイト
POP3/IMAPサーバ(Courier-IMAP)の構築(CentOS編)
メールサーバー構築(qmail+Courier-IMAP)

カテゴリー: Linux タグ:
  1. 2007 年 8 月 15 日 18:22 | #1

    qmail+vpopmail+Dovecot(CentOS5)…

    先日は勉強不足で、qmail+vpopmailにIMAPするためにCourier IMAPなんてものをソースからいれちゃいましたが、CentOSの標準RPMでは、Dovecotでvpopmailに対応していないのですが、SRPMからコンパイルす…..

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